内飜転ないはんてん)” の例文
そしてとりわけ思いうかぶのは、その晩母の立ち去った後で、しみじみと寝台ベッドの上で眺めてみた、内飜転ないはんてんを手術したとかいう自分の脚の人知れぬ正体であった。
陰獣トリステサ (新字新仮名) / 橘外男(著)