云附いいつ)” の例文
云附いいつけ置きました。さて源次郎は皆寝静まッたる様子をうかゞい、そっと跣足はだしで庭石を伝わり、雨戸の明いた所からあがり、お國の寝間に忍び寄れば
なる程お玉という娘の父親は竜神松五郎という海賊かも知れませんが、そんな奴には種々いろいろ魂胆こんたんがありまして、人の知らねえ機関からくりも御座いますから、再調さいしらべの役目を私奴わたくしめにお云附いいつけ下せえまし
悪因縁の怨 (新字新仮名) / 江見水蔭(著)
一挺云附いいつけておくれな
松と藤芸妓の替紋 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)