“下三白”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かさんぱく50.0%
したさんぱく50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どうしておらのような者はこむらげえりがするだ。それは好き者だからだべさ。おらが好き者か。眼が下三白かさんぱくで手の甲にほくろのある者は好きだっていうだ。
色の白いやや肥ったからだで背丈は五尺八九寸、かたちのいい眉にきゅっとひき緊った唇、ちょっと下三白したさんぱくだが品のいい眼で、なかなかぬきんでた風格である。
主計は忙しい (新字新仮名) / 山本周五郎(著)