“下野”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しもつけ95.7%
げや2.9%
しもづけ1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
九百余人から成る一団のうち、水戸の精鋭をあつめたと言わるる筑波組は三百余名で、他の六百余名は常陸ひたち下野しもつけ地方の百姓であった。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
いよいよ武田先生下野げや、なお、吉村は江戸薩摩屋敷などにも出入している。
天狗外伝 斬られの仙太 (新字新仮名) / 三好十郎(著)
上野かんづけの国五八迦葉山かせうざん下野しもづけの国五九二荒ふたら山、山城の六〇醍醐だいごみね、河内の六一杵長しなが山、就中なかんづく此の山にすむ事、大師の六二詩偈しげありて世の人よくしれり。