“万葉仮名”の読み方と例文
読み方 | 割合 |
---|---|
まんようがな | 100.0% |
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“万葉仮名”の意味
《名詞》
万葉仮名(まんようがな、まんにょうがな)
黎明期の仮名。独自の文字を持たず。全て漢字で表記する。真仮名(まがな)、真名仮名(まながな)、男仮名、借字ともいう。音仮名と訓仮名の2種から構成され、音仮名は六書の仮借とほぼ同じ用法だが、日本語に合わせて1字1音になっているため、必ずしも漢字の音読みとは一致しない。訓仮名に至っては1字が1~3音、さらに2字が1音、3字が2音を表すことなどがある。代表例の万葉集のほか、記紀でも固有名詞や収録された和歌を記すのに使われている。平仮名、片仮名が分化した後も宣命や真名本などに用いられた。
(出典:Wiktionary)
万葉仮名(まんようがな、まんにょうがな)
(出典:Wiktionary)
“万葉仮名”の解説
万葉仮名(まんようがな)は、古代の日本で日本語を表記するために漢字(真名)の音を借用(仮借)して用いられた文字である。片仮名や平仮名の誕生前の日本において、漢字のみで日本語を記述するために用いられ、『萬葉集』(万葉集)での表記に代表されるため万葉仮名と呼ばれる。
万葉仮名は、漢字(真名)を使った仮名の始まりとされ、真仮名(まがな)、真名仮名(まながな)とも言い、用法上は仮名の一種だが、字形としては漢字である。9世紀に入ると、この万葉仮名をもとに片仮名や平仮名が考案され使われ始めた。
(出典:Wikipedia)
万葉仮名は、漢字(真名)を使った仮名の始まりとされ、真仮名(まがな)、真名仮名(まながな)とも言い、用法上は仮名の一種だが、字形としては漢字である。9世紀に入ると、この万葉仮名をもとに片仮名や平仮名が考案され使われ始めた。
(出典:Wikipedia)