“麹室”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かうじむろ37.5%
こうじむろ37.5%
かうぢむろ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
氣づかひはないが、たゞ何時までも何時までも同じやうにたゞつてゐたかつたのである。麹室かうじむろのなかによく弄んだ骨牌カルタの女王のなつかしさはいふまでもない。
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
母屋おもやの裏手に突き出して建てた二間で、主人の勘五郎に案内させて、縁側の下にこしらえた穴倉も見せて貰いましたが、そこはかつての麹室こうじむろか何かであったらしく
それに、若旦那も、二度も三度も逃げ出さうとなさいました。大の男の若旦那が暴れては、家の者ではとても手に及ばないので、ツイ昔麹室かうぢむろに使つた床下の穴倉に、格子を