“鶴岡”のいろいろな読み方と例文

読み方	割合
つるおか	66.7%
つるがおか	33.3%

つるおか

鶴岡（つるおか）城下の話であるが、某（ある）深更（よふけ）に一人の武士が田圃路（たんぼみち）を通っていると、焔のない火玉（ひのたま）がふうわりと眼の前を通った。

鬼火を追う武士 (新字新仮名) ／ 田中貢太郎(著)

米沢（よねざわ）を中心とした置賜（おきたま）の文化と、山形（やまがた）を中心とした村山（むらやま）の文化と、鶴岡（つるおか）や酒田（さかた）を中心とした庄内（しょうない）の文化と、この三つの異る地域がそれぞれに栄えたために

手仕事の日本 (新字新仮名) ／ 柳宗悦(著)

つるがおか

然（しか）るにある年（とし）八幡宮（はちまんぐう）がこの鶴岡（つるがおか）に勧請（かんじょう）されるにつけ、その神木（しんぼく）として、俺（わし）が数（かず）ある銀杏（いちょう）の中（うち）から選（えら）び出（だ）され、ここに移（うつ）し植（う）えられることになったのじゃ。

小桜姫物語：03 小桜姫物語 (新字新仮名) ／ 浅野和三郎(著)

八幡宮は鎌倉の鶴岡（つるがおか）にあり、その地形は石清水と同じもので、廻廊、楼門があり、参道十余町が見下された。

現代語訳　平家物語：08 第八巻 (新字新仮名) ／ 作者不詳(著)

“鶴岡（鶴岡市）”の解説

鶴岡市（つるおかし）は、山形県の庄内地方の南部にある市。市の人口は約11万人で、県内人口は第2位である。都市規模は山形市、酒田市に次ぐ県内第3の都市である。鶴岡市の面積は東北地方で最も広く全国第7位となり、市町村別でも全国第10位の広さを誇っている。他にも学校給食発祥の地、バンジージャンプ発祥の地、サーフィン発祥の地など様々な文化の発祥地でもある。
鶴ヶ岡城周辺の中心市街地は江戸時代には鶴岡藩（通称：庄内藩）の城下町として栄えた。郊外には庄内米やだだちゃ豆の農地が広がり、出羽三山神社には東北地方唯一皇族（蜂子皇子）の墓がある。
(出典:Wikipedia)

鶴	常用漢字 中学 部首:⿃ 21画
岡	常用漢字 小４ 部首:⼭ 8画