驚愕びつくり)” の例文
のぞきし處全く大橋文右衞門に相違なきゆゑ御免ごめんなされと云ひながら内に入しが互ひに顏を見合みあはせ驚愕びつくりなしヤア貴殿は新藤市之丞殿貴方は大橋文右衞門樣と云ふに女房にようばうも市之丞を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
両親はじめ驚愕びつくりせられ幽灵いうれいならんとて立さわぐ。そのはづ也。
雲飛うんぴ驚愕びつくりして文句もんくない。
石清虚 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
お時へ咄しければお時は是を聞て驚愕びつくりなし如何なる急病きふびやうにやと甚だ案じなげき夫文藏へ此事を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
申しけれども丁山も餘り度々たび/\のことなれば然々さう/\工面くめんも出來ず併し母樣が御病氣ならば主人へ願ひ兩人で引取ひきとり何の樣にも看病かんびやう致さんうぞさうして給はれといはれて長庵驚愕びつくりせしがお安も追々おひ/\快方よきかたなれば近き内に連て來て兩人にあはして遣りませう金が出來ずば夫でよしとは
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)