だまか)” の例文
九「ウム、植木屋の九兵衞だ、おめえはまア死なねえでもい……え、和尚さんわっちは、千駄木の植木屋の九兵衞と云って、此の粂之助をだまかしに行った悪党でごぜえます」
闇夜の梅 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
いとまが出て当時では谷中仲門前の長安寺と云う寺に居るんだと聞いたから、もう一仕事しようと思って粂のとこへ出かけ、旨くだまかして金子かねを持って逃げておいでなさいと云ったのは、私の入智慧いれぢえ
闇夜の梅 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
めえさんの為には現在の弟でありながら、十九の時にやしきを出てしまいやした、それゆえ粂の顔を知らねえもんだからだまかしに行ったんです、あにさん大層まア年が寄って、お顔を見忘れちまいましたよ
闇夜の梅 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)