“香林洼”の読み方と例文
読み方割合
こうりんあい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
旅の日をかさねて、先の楊雄ようゆう、石秀、時遷の三人づれは、はや鄆州うんしゅうざかいにかかっていた。——その日、香林洼こうりんあいという一村をすぎて、うすず彼方かなたに、一の高山を仰いだ頃だった。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)