“饑渇”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きかつ73.3%
うえかわ13.3%
ひもじさ6.7%
うえ6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ガルールは一生懸命なだめにかかったが、饑渇きかつ自暴自棄やけくそになった九人の男は、そんな言葉を耳にもかけず、気色ばんでじりじりと詰め寄った。
饑渇うえかわく如く義を慕う者はさいわいなり、其故如何? 其人の饑渇は充分に癒さるべければ也とのことである、而して是れ現世このよに於て在るべきことでない事は明である
見ればの火も赤々と燃え上る。思はず丑松は立留つた。其時は最早もうひど饑渇ひもじさを感じて居たので、わざ/\蓮華寺迄帰るといふ気は無かつた。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
黄金丸は饑渇うえに疲れて、勇気日頃に劣れども、また尋常なみなみの犬にあらぬに、彼方かなたもなかなかこれに劣らず、互ひに挑闘いどみたたかふさま、彼の花和尚かおしょう赤松林せきしょうりんに、九紋竜くもんりゅうと争ひけるも、かくやと思ふばかりなり。
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)