“風呂場”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふろば96.0%
シャワルウム4.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みんなそろった時に、また番頭さんが迎えに来て、こんどは体操だ。風呂場ふろばの脱衣場みたいな、がらんと広い板敷の部屋に通された。
正義と微笑 (新字新仮名) / 太宰治(著)
二階の部屋に納まったころ、入口で葉子たちと女中との話し声がしていたが、下の風呂場ふろばへおりて行った時分には何の気配もしなかった。
仮装人物 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
風呂場シャワルウム兼用けんようになっている、その部屋で、ぼくは冷っこい便器に、こしけると、封筒を裏返してみました。ただ、K生より、となっています。
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)