げん)” の例文
旧字:
庄「っともなおりません、少しもげんが見えません、どうもいけませんから、これじゃア薬もめようかと思って居ります」
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
心は境にしたがッてその相をげんずるとかで、叔母にこう仕向けられて見ると万更好い心地もしない。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
げんの見えないことおびただしかった。