“頂礼”の読み方と例文
読み方割合
ちょうらい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けれども、与八がこしらえたということが、人の心を縁喜えんぎにすると見えて、出来の如何いかんは問わないで、みな喜んで頂礼ちょうらいして捧げて持ち帰る。
大菩薩峠:23 他生の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
見ると、網のなかに一尾の魚もない。ただ六、七人の小さい人間が坐っていて、漁師らをみて合掌頂礼ちょうらいのさまをなした。