“音律”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
リズム50.0%
おんりつ33.3%
リトム16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのやわらかな音律リズムは、人ひとりいるとも見えぬその家々の軒を、格子を、ノックするように流れていった。
地図にない街 (新字新仮名) / 橋本五郎(著)
ただ一剣の権化ごんげとなりきっていた武蔵は、その耳の穴から、計らざる音律おんりつ曲者くせものにしのび込まれて、途端に、われに返ってしまった、肉体と妄念のわれに戻ってしまった。
宮本武蔵:03 水の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
オーケストラのシンバルの交互に促すような調子。——一切が待ち受けている。一切が飛躍の準備をする……すると見よ! アナペスチック(短々長音格)の音律リトム舞踏ダンス