“雪晴”の読み方と例文
読み方割合
ゆきば100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まち建物たてものは、かがやいて、煙突えんとつからしろけむりがおもしろそうに、雪晴ゆきばれのした、あおそらながれてえていました。
美しく生まれたばかりに (新字新仮名) / 小川未明(著)
ぼっちゃんは、あか帽子ぼうしをかぶって、女中じょちゅうにおぶわれて、雪晴ゆきばれのした、日当ひあたりにて、雨滴うてきのぴかぴかひかり、ちるのをおもしろがって、きゃっきゃっとわらいながらていました。
奥さまと女乞食 (新字新仮名) / 小川未明(著)