“雀部”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ささべ60.0%
さざきべ40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其のあす雀部ささべにわかれて、八月はづきのはじめみやこを立ちて、九三木曾路をるに、山だちあまたに取りこめられ、衣服金銀残りなくかすめられ、命ばかりを辛労からうじて助かりぬ。
やがて髯の赤い首席の雀部ささべが遅れた分疏いひわけをしながら入つて来た時、校長ももう朝飯が済んだ。
(新字旧仮名) / 石川啄木(著)
意富おほの臣小子部ちひさこべの連、坂合部の連、火の君、大分おほきたの君、阿蘇の君、筑紫の三家みやけの連、雀部さざきべの臣、雀部の造、小長谷をはつせの造、都祁つげの直、伊余の國の造、科野しなのの國の造、道の奧の石城いはきの國の造
意富おおおみ小子部ちいさこべの連・坂合部の連・火の君・大分おおきたの君・阿蘇あその君・筑紫の三家みやけの連・雀部さざきべの臣・雀部のみやつこ小長谷おはつせの造・都祁つげあたえ伊余いよの國の造・科野しなのの國の造・道の奧の石城いわきの國の造・常道ひたちの仲の國の造・長狹ながさの國の造・伊勢の船木ふなきの直・尾張の丹羽にわの臣・島田の臣等の祖先です。