“降続”の読み方と例文
旧字:降續
読み方割合
ふりつづ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大雪は其後そのご幾日も降続ふりつづいて、町も村も皆うずめられた。悲劇の舞台たりしの一軒家は、三日目の夕暮に遂に潰されてしまった。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
生玉子を割って、つは吸ものにし、且つはおじやと言う、上等のライスカレエを手鍋であつらえる。……腹ぐあいの悪い時だし、秋雨もこう毎日降続ふりつづいて、そぞろ寒い晩にはこれが何より甘味うまい。
甲乙 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)