“附元”の読み方と例文
読み方割合
つけもと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と引捻(ひんねじ)れた四角な口を、額まで闊(かつ)と開けて、猪首(いくび)を附元(つけもと)まで窘(すく)める、と見ると、仰状(のけざま)に大欠伸(おおあくび)。余り度外(どはず)れなのに、自分から吃驚(びっくり)して
露肆 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
店一杯(いっぱい)に雛壇(ひなだん)のやうな台を置いて、最(いと)ど薄暗いのに、三方(さんぽう)を黒布(くろぬの)で張廻(はりまわ)した、壇の附元(つけもと)に、流星(ながれぼし)の髑髏(しゃれこうべ)、乾(ひから)びた蛾(ひとりむし)に似たものを、点々並べたのは的(まと)である。
伯爵の釵 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
店一杯に雛壇(ひなだん)のような台を置いて、いとど薄暗いのに、三方を黒布で張廻した、壇の附元(つけもと)に、流星(ながれぼし)の髑髏(しやれこうべ)、乾(ひから)びた蛾(ひとりむし)に似たものを、点々並べたのは的(まと)である。
伯爵の釵 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)