“闊々”の読み方と例文
読み方割合
ひろびろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と細君は主人が斜(ななめ)ならず機嫌(きげん)のよいので自分も同じく胸が闊々(ひろびろ)とするのでもあろうか、極めて快活(きさく)に気軽に答えた。多少は主人の気風に同化されているらしく見えた。
太郎坊 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
あれよりは……あそこにいるよりは、この闊々(ひろびろ)とした野の方がいい。どれほど好いかしれぬ。満洲の野は荒漠(こうばく)として何もない。畑にはもう熟しかけた高粱(こうりゃん)が連なっているばかりだ。
一兵卒 (新字新仮名) / 田山花袋(著)