“間狭”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ませま50.0%
まぜま50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どこを見てもがらんとして、間狭ませまな内には結句さっぱりしてさそうなが、お妙は目を外らす壁張りの絵も無いので、しきりにたもとを爪繰って
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
五助は振向いて背後うしろの棚、くだんの屋台の蔭ではあり、間狭まぜまなり、日は当らず、剃刀ばかりで陰気なのを、目金越に見ていやな顔。
註文帳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)