“閃電”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せんでん70.0%
いなずま20.0%
いなづま10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今回の突然なシビリアコフ号の太平洋出現は真に閃電せんでんのごとく日本の学界の上に強い印象の光を投げたであろうと思われる。
北氷洋の氷の割れる音 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
私の髪毛かみのけは砂にまみれ、私の腹は岩に押しつけられております。もし私の死にたいお願いが聖意みこころにかないましたならば、只今すぐに私の生命いのちを、燃ゆる閃電いなずまにおわたし下さいませ。
瓶詰地獄 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
昨日きのふ閃電いなづま雲をき、けふ日は燃ゆれ
独絃哀歌 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)