“紫電一閃”の読み方と例文
読み方割合
しでんいっせん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
サッと、紫電一閃しでんいっせん! どこから出したのか、幅の広い照空灯が、ぶっちがいに、大空の真中で、交叉こうさした。
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
里俗鰡堀りぼくりゅうぼり差懸さしかかると俄然がぜん紫電一閃しでんいっせんたちまち足元があかるなった、おどろいて見ると丸太ほどの火柱が、光りを放って空中へ上る事、幾百メートルとも、測量の出来ぬくらいである
枯尾花 (新字新仮名) / 関根黙庵(著)