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長台詞
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ながぜりふ
ふりがな文庫
“
長台詞
(
ながぜりふ
)” の例文
旧字:
長臺詞
リユイ・ブラスが「其れは自分が君を恋慕ふからだ。それは自分が
凡
(
すべ
)
ての嫉妬を感じてるからだ」
云云
(
うん/\
)
と云ふ
好
(
い
)
い
長台詞
(
ながぜりふ
)
の段に成つて
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
いかほど悲しい事
辛
(
つら
)
い事があっても、それをば決して
彼
(
か
)
のサラ・ベルナアルの
長台詞
(
ながぜりふ
)
のようには弁じ立てず、薄暗い
行燈
(
あんどう
)
のかげに「今頃は
半七
(
はんしち
)
さん」の節廻しそのまま
妾宅
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
この
長台詞
(
ながぜりふ
)
の最後のことばを結ぶと、彼はすっかり自分で自分に満足してしまって、さきほどまでの
癇癪
(
かんしゃく
)
は跡形もなく消え失せたのである。彼は再び真底から人間に対する愛を感じていた。
カラマゾフの兄弟:01 上
(新字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
決闘の負傷に
由
(
よつ
)
て
絶入
(
たへい
)
る迄の
昂張
(
かうちやう
)
した最後の一幕の
長台詞
(
ながぜりふ
)
を
斯
(
か
)
くまで醇化して
森厳
(
しんげん
)
の気に満ち、一秒の
隙
(
すき
)
も
有
(
あ
)
らせず演じる名優は仏国に
二人
(
ふたり
)
と見
出
(
いだ
)
し難いと思つた。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
長
常用漢字
小2
部首:⾧
8画
台
常用漢字
小2
部首:⼝
5画
詞
常用漢字
小6
部首:⾔
12画
“長台”で始まる語句
長台辞