“長与専斎”の読み方と例文
読み方割合
ながよせんさい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その年か翌年か岩倉いわくら大使が欧行に付き、親友の長与専斎ながよせんさいも随行を命ぜられ、近々きんきん出立とて私方に告別に参り、キニーネ一オンスのビンを懐中から出して
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
こうした適塾てきじゅく生徒せいとなかから、わかい革命家かくめいか橋本左内はしもとさない軍人ぐんじん政治家せいじか村田蔵六むらたぞうろく(のちの大村益次郎おおむらますじろう)、医療いりょう制度せいどをあらためた長与専斎ながよせんさい日本赤十字社にほんせきじゅうじしゃをつくった佐野常民さのつねたみなど
けれども鶴だって乃公おれに喰わせなければ死人しにんも同じ事だと答えたような塩梅式あんばいしきで、何時いつひやかして面白がって居る中に、るとき長与専斎ながよせんさいれかと相談して
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)