“鍼按摩”の読み方と例文
読み方割合
はりあんま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふすまを隔てて、吉保は、白絹しらぎぬの小蒲団に枕をのせ、暢々のびのびと寝ころんでいた。そのからだに手をかけている老人は、鍼按摩はりあんまの大家で杉山流とみずから称えている杉山検校だった。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)