“銘木”の読み方と例文
読み方割合
めいぼく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一應も二應もつた家で、庭の掃除さうぢもよく行屆き、向うの方には銘木めいぼくたくはへて置く物置やら土藏やら、滅多に開けたことのない門などが見えてをります。
「おのれ、それには、今日の御所の御宴ぎょえんで、姫君がさるお方からいただいた伽羅きゃら銘木めいぼくが入っているのじゃ、下人などが手にふれたら、罰があたるぞ、返やせ、返やせ!」
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)