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重手
ふりがな文庫
“重手”の読み方と例文
読み方
割合
おもで
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おもで
(逆引き)
竹内の組から抜いて高見につけられた小頭千場作兵衛は
重手
(
おもで
)
を負って台所に出て、
水瓶
(
みずかめ
)
の水を
呑
(
の
)
んだが、そのままそこにへたばっていた。
阿部一族
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
一、父は
不忍
(
しのばず
)
の某酒亭にて黒田藩の武士と時勢の事に
就
(
つき
)
口論の上、多勢に一人にて
重手
(
おもで
)
負い、無念ながら切腹し
相果
(
あいは
)
つる者也。
斬られたさに
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
母子
(
おやこ
)
は生れて以来の母子で、この
貴
(
たっ
)
とい観念を傷つけられた
覚
(
おぼえ
)
は、
重手
(
おもで
)
にしろ
浅手
(
あさで
)
にしろ、まだ経験した試しがないという考えから、もしあの事を云い出して
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
重手(おもで)の例文をもっと
(5作品)
見る
重
常用漢字
小3
部首:⾥
9画
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
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