釈迦如来しやかによらい)” の例文
うも宿泊人とまりがなくつてはやうがない、なんとかうま工夫くふういものから……ウム、日外いつぞや説教せつけうで聞いた事が釈迦如来しやかによらいのお弟子でし槃特はんどくふがあつて
(和)茗荷 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
いたつて愚鈍おろかにしてわすれつぽい……托鉢たくはつに出て人におまへさんの名はと聞かれても、自分の名さへ忘れるとふのだから、釈迦如来しやかによらい槃特はんどくの名を木札きふだに書き、これを首にけて托鉢たくはつに出したと
(和)茗荷 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)