“酒呑童子”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゅてんどうじ68.8%
しゆてんどうじ31.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山伏やまぶし姿すがたにやつしてはおいでになりますが、あなたがたはきっと酒呑童子しゅてんどうじ退治たいじするために、京都きょうとからおくだりになった方々かたがたでしょう。
大江山 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
女ばかりの世帯しょたいで、あんな大江山の酒呑童子しゅてんどうじの子分見たような西洋人につけ廻されてはとてもかなわないじゃありませんか。
呪の金剛石 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
南無成田山不動明王なむなりたさんふどうみやうわうをはじめたてまつり、こんがら童子どうじ、せいたか童子どうじ甲童子かふどうじ乙童子おつどうじ丙童子へいどうじ、いばらぎ童子どうじ酒呑童子しゆてんどうじのほか數々かず/\二十四童子にじふしどうじ
松の葉 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
さう言ひ聽かされるとガラツ八は、大江山へ酒呑童子しゆてんどうじでも退治に行くやうな氣組です。