トップ
>
遺子
ふりがな文庫
“遺子”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
わすれがたみ
66.7%
いし
13.3%
いじ
6.7%
がたみ
6.7%
こども
6.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わすれがたみ
(逆引き)
「そうそう、あの折、六条の
頭殿
(
こうのとの
)
の
遺子
(
わすれがたみ
)
という幼な子が、
粟田口
(
あわたぐち
)
から
押立
(
おったて
)
の役人衆にかこまれて、伊豆の国とやらへ流されて行った——」
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
遺子(わすれがたみ)の例文をもっと
(10作品)
見る
いし
(逆引き)
「富士の
人穴
(
ひとあな
)
で、二千の
軍兵
(
ぐんぴょう
)
をかかえながら、
勝頼
(
かつより
)
の
遺子
(
いし
)
、
武田伊那丸
(
たけだいなまる
)
に追いまくられて、こんどはわしへとりいる気だな」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
遺子(いし)の例文をもっと
(2作品)
見る
いじ
(逆引き)
日吉の実父の
弥右衛門
(
やえもん
)
とは、生前、仲のよかった間だし、その後、養父の
筑阿弥
(
ちくあみ
)
が、弥右衛門のあとに入夫して、哀れな
遺子
(
いじ
)
たちに、
辛
(
つら
)
く振舞っていることはよく知っていたので
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
遺子(いじ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
がたみ
(逆引き)
処女の一心に恋い慕っていた恋人大河俊太郎の忘れ
遺子
(
がたみ
)
であろうとは知らなかったであろう。
地上:地に潜むもの
(新字新仮名)
/
島田清次郎
(著)
遺子(がたみ)の例文をもっと
(1作品)
見る
こども
(逆引き)
先代
信秀
(
のぶひで
)
から、平手
中務
(
なかつかさ
)
と共に、
遺子
(
こども
)
をたのむぞ、と死後を託された一人だったが、その信長の
放縦
(
ほうじゅう
)
と、つかまえ所のない天性に、
見限
(
みきり
)
をつけてしまったものとみえ、専ら、信長の弟信行と
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
遺子(こども)の例文をもっと
(1作品)
見る
“遺子”の意味
《名詞》
養育する親の死後に残された子供。遺児。
(出典:Wiktionary)
遺
常用漢字
小6
部首:⾡
15画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“遺”で始まる語句
遺
遺憾
遺骸
遺書
遺物
遺言
遺恨
遺品
遺跡
遺漏
検索の候補
遺弟子
拾遺御伽婢子
“遺子”のふりがなが多い著者
島田清次郎
吉川英治
正岡容
中里介山