“道端”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みちばた97.2%
みちはた2.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「また、秀公ひでこうまれたむらから、日本海にほんかいちかいんだって。うみへいく道端みちばたに、はるになるとさくらいて、それはきれいだといっていたよ。」
二少年の話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
そしてすぐさま電車の停留場へ引返すと、いつもはあまり人のいない道端みちばたに、七、八人も人が立っていて電車はなかなか来そうもない。
ひかげの花 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
浜の方からは神輿みこしの迎へに開運丸、住吉丸などと船の名を書いた旗を持つた若者が幾人も幾人もはししつてく、四五町先へ神輿みこしが来た頃から危ながつて道端みちはたに居る人が皆店の上へあがつて来る。
住吉祭 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)