“道化役者”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
どうけやくしゃ50.0%
ピエロ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ともあれ、日ごろ彼なぞが力と頼む本居翁も口さがない人たちにかかっては、滑稽（こっけい）な戯画の中の人物と化した。先輩を活神様にして祭り上げる人たちは、また道化役者（どうけやくしゃ）にして笑いたがる人たちである。
夜明け前：04 第二部下 (新字新仮名) ／ 島崎藤村(著)
馬と小犬は道化役者（ピエロ）を楽屋口の柱の上に追い上げると又、広場の真中に来て内証話を初める。
暗黒公使 (新字新仮名) ／ 夢野久作(著)