“踏段”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふみだん85.7%
マルシュ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二人とも、そこに突っ立ったまま、両手をポケットに入れ、素知そしらぬ顔で、踏段ふみだんのほうに気をくばっている。と、やがて、にんじんは、レミイをひじ小突こづく。
にんじん (新字新仮名) / ジュール・ルナール(著)
それを柘榴口ざくろぐちといって、そこをくぐって、足掛の踏段ふみだんを上って、湯槽にはいるのである。自然湯槽は高くなっている。今のように低くなったのを温泉といっていた。
踏段マルシュは朽ち前照灯フェランは首を折り、満足に泥除けの付いているのは後ろの車一つだけ。そのうえ、車の背中には、唐草模様の枠の中に、次の様な金文字が麗々しく書かれているのである。