“賞翫”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょうがん94.7%
しゃうくわん1.8%
しやうくわん1.8%
しやうぐわん1.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
○立ち廻りとか、だんまりとか号するものは、前後の筋に関係なき、独立したる体操、もしくは滑稽踊こっけいおどりとして賞翫しょうがんされているらしい。
おゝ、こひ屋敷やしきうたれど、おのが住居すまひにはまだならぬ、ひとったれど、まだ賞翫しゃうくわんはしてもらへぬ。
暖国だんこくの人の雪を賞翫しやうくわんするは前にいへるがごとし。
国民自身にして其の「我」にび、一種の実情をさしはさんで之れに対すれば知らず、苟も美術として之れを賞翫しやうぐわんするにあたり、其の美処を描きたると醜処を描きたるとを問ふの必要あるか。
国民性と文学 (新字旧仮名) / 綱島梁川(著)