“賑々敷”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にぎ/\しき50.0%
にぎ/\しく50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此廿二日には増上寺御豫參よさん之、御供に而御座候處、まこと賑々敷にぎ/\しき次第に御座候。とんと五社御參詣の時の如く、御衣冠御轅おんながえに被召、美を盡し候事に御座候。此旨御安否御伺迄奉尊意候。
遺牘 (旧字旧仮名) / 西郷隆盛(著)
仰付おほせつけられたり尤も當年十二月もはや月末つきすゑこと歳暮せいぼかた/″\來春の御用はじめまで嘉川家の一件は御さし置との事にて何方も歳暮せいぼ又は新年のことぶ賑々敷にぎ/\しく御用も多ければ其うちに正月も立て早二月となりしにぞ近日きんじつ嘉川家の一條も吟味に取りかゝらんとの事どもなり
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)