“貸呉”の読み方と例文
読み方割合
かしくれ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
種々いろ/\詮議せんぎしけれどももとよりおぼえなき事なれば云ふべき樣なく然れども宵に表を叩き宿を貸呉かしくれよと云ひしは此僧にちがひなし爰にて詮議せんぎんよりは奉行所へうつたへ可と願書を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
貸呉かしくれやう申に付旅籠屋はたごやあらずとことわりしところ其後は音もつかまつらず候故何方へか參りしやと存じやすみ候に丑刻やつどき過頃すぎごろしのび入金子五百兩盜み迯出にげいづる時家内の者目をさま追駈おつかけ候へども此僧足早に迯去にげさり候を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)