“豺”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さい57.1%
やまいぬ28.6%
ジャッカル14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
或る者は、さいの如く、或る者は魚の骨に人皮を着せた如く、また或る者はからすに似ている。それが今の人間の顔だった。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
非常に立派なやまいぬであるということや、彼はそういう賤しい資格でストライヴァーに奉仕しているのだということが、噂され始めたのであった。
さらに、青い背縞せじまのあるジャッカルの新種を、まだ外国人のゆかぬ東北チベットの鎖境——剽盗ひょうとう Hsianchengシアンチェン 族がはびこる一帯から持ちかえったのも彼だ。
人外魔境:03 天母峰 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)