“豁然大悟”の読み方と例文
読み方割合
かつぜんたいご100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちょうど三日目の暁方あけがたに、隣の家で赤ん坊がおぎゃあと泣いた声を聞いて、うんそうだと豁然大悟かつぜんたいごして
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
九郎次くろうじというのが俗名で、仏学も儒道も一と通りは修めたうえ一夜豁然大悟かつぜんたいごして、天霊道を開いたという人物、総髪に一種異様な法服を着け、手には中啓を持っていましたが