“識見”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しきけん80.0%
しっけん20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その後、かれが朝倉先生に紹介されて親しく接するようになった田沼先生は、ふかさの知れない愛と識見しきけんとの持ち主であった。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
何事なにごと外國人ぐわいこくじんせつ妄信まうしんする日本人にほんじんは、これをいておほいに感服かんふくしたもので、識見しきけん高邁かうまいせうせられた岡倉をかくらかくごときも
日本建築の発達と地震 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
しかし本筋ほんすじから言って、ある年齢たとえば成年近くなれば、子に対して、知能識見しっけん等について相当敬意を払う場合があり得る。
親は眺めて考えている (新字新仮名) / 金森徳次郎(著)