“講中”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうじゅう67.9%
こうちゅう17.9%
かうぢう7.1%
かうちう3.6%
こうぢゆう3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
丁度十月十二日池上のおこもりで、唯今以て盛りまするが、昔から実に大した講中こうじゅうがありまして、法華宗は講中の気が揃いまして
世話役の者共も恐れ入って、委細承知のお請けをしましたが、元来この造り物は、江戸の講中こうちゅうからの奉納ではなく、京都の講中の供え物でした。
半七捕物帳:65 夜叉神堂 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
申松の答は奇拔でしたが、五十二歳の申松が氣狂ひのやうにされてゐたのですから、町内の男が皆んな講中かうぢうだつたことに何んの間違ひもありません。
もよほ講中かうちうの内にて紺屋こんや五郎兵衞蒔繪師まきゑし三右衞門米屋六兵衞呉服屋ごふくや又兵衞の四にんを跡へ止め別段べつだん酒肴しゆかう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)