“請負”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うけお40.0%
うけおい36.0%
うけおひ20.0%
》文字《うけおひもんじ4.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「酒は好きだが、勝負事は嫌ひだつたさうで、多分大きな仕事でも請負（うけお）つて、手金が入（はひ）る話だらう、つて居酒屋の爺（おやぢ）は言つてましたが」
銭形平次捕物控：051 迷子札 (旧字旧仮名) ／ 野村胡堂(著)
清「己（おれ）は遊人（あそびにん）じゃアねえよ、此の節は前とは違って請負（うけおい）仕事もまご／＼すると損をするのだ、むずかしい世の中になったのよ」
西洋人情話　英国孝子ジョージスミス之伝 (新字新仮名) ／ 三遊亭円朝(著)
これが眞つ赤な僞物、——奧州のお城の繪圖面とは似も付かぬ、藤兵衞が江戸で請負（うけおひ）をした、寺や屋敷の繪圖面と變つて居たのです。
銭形平次捕物控：062 城の絵図面 (旧字旧仮名) ／ 野村胡堂(著)
平民新聞（へいみんしんぶん）の創刊（そうかん）に賀（が）すべきは其門前（そのもんぜん）よりも其紙上（そのしゞやう）に酸漿提灯（ほうづきてうちん）なき事なり各国々旗（かくこく／＼き）なき事なり市中音楽隊（しちうおんがくたい）なき事なり、即（すなは）ち一（いつ）の請負（》文字《うけおひもんじ）、損料文字（そんれうもんじ）をとゞめざる事なり。
もゝはがき (新字旧仮名) ／ 斎藤緑雨(著)