“誠吾”の読み方と例文
読み方割合
せいご100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
誠吾せいごと此姉の間にもう一人ひとり、それから此姉と代助の間にも、まだ一人ひとり兄弟があつたけれども、それは二人ふたりとも早く死んで仕舞つた。母も死んで仕舞つた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
誠吾せいごと云ふあにがある。学校を卒業してすぐ、ちゝの関係してゐる会社へたので、今では其所そこで重要な地位を占める様になつた。梅子といふ夫人に、二人ふたり子供こどもが出来た。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
誠吾せいごの外に姉がまだ一人ひとりあるが、是はある外交官に嫁いで、今はおつとと共に西洋にゐる。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)