“西鶴”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さいかく96.8%
さいくわく3.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
西鶴さいかく其磧きせき近松ちかまつの世話物などは、ともに世相の写し絵として、くりかえし引用せられているが、言葉の多い割には題材の範囲が狭い。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
子規も病気になるまへには露伴ろはん風流仏ふうりうぶつなどに傾倒したこともあり、西鶴さいかくばりの文章なども書いたのであつたが、晩年の随筆では、当時
結核症 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
ればさはれば高慢かうまんしたたゞらしてヤレ沙翁シヱークスピーヤ造化ざうくわ一人子ひとりごであると胴羅魔声どらまごゑ振染ふりしぼ西鶴さいくわく九皐きうかうとんびトロヽをふとンだつうかし
為文学者経 (新字旧仮名) / 内田魯庵三文字屋金平(著)