“裾取”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すそと50.0%
すそとり50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
斯様かよう土足どそく裾取すそとりまして、御挨拶失礼さんでござんすが、御免なさんせ、向いましてうえさんと、今度はじめてのお目通りでござんす、自分は相州足柄上秦野かみはたの仁造にぞうの一家
大菩薩峠:20 禹門三級の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
さて、気がついて、相手を見ると、黒羽二重くろはぶたへの小袖に裾取すそとりもみうらをやさしく出した、小肥こぶとりな女だつた。
世之助の話 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)