“蜷局”の読み方と例文
読み方割合
とぐろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
成程、髪の毛で拵えた太縄が蜷局とぐろを巻いている。「越後国エチゴノクニ新潟ニイガタ信徒シント献納ケンノウ、長サ二十二丈八尺、廻リ一尺一寸、コノ外ニ五十二房アリ」
ぐうたら道中記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
しうることになつてました、かれわたしどもに懶聲なまけごゑすことゝ、びをすることゝ、それから蜷局とぐろくことゝををしへました
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
即ち、被害者の足元に手繰り取られ、蜷局とぐろを巻いていたロープが、大騒ぎをしている被害者の体へ、自然と絡み附いたのです。勿論、彼は夢中で格闘を続けます。
デパートの絞刑吏 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)