虎寿こす)” の例文
そして、こうした、老いた、衰えかけた心の中に現れて来る幼児の幻は、哲丸も、虎寿こす丸も、たれもかれも、皆にこにことして、笑っていた。
南国太平記 (新字新仮名) / 直木三十五(著)