“薩音”の読み方と例文
読み方割合
さつおん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
打ち笑いつつ中将は立ってテーブルの上よりふるきローヤルの第三読本リードルを取りて、片唾かたずをのみつつ、薩音さつおんまじりの怪しき英語を読み始めぬ。静聴する婦人——夫人はしきりに発音の誤りを正しおる。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)