薄暮くれがた)” の例文
帰途かえりは、薄暮くれがたを、もみじより、花より、ただ落葉を鴨川へ渡したような——団栗橋どんぐりばし——というのを渡って、もう一度清水へ上ったのです。
白花の朝顔 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
ああ、すべてちからなし。——さらにさらにいたましきはかかるあを薄暮くれがたはげしき官能くわんのう刺戟しげき
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
薄暮くれがたきよく シャルル・ボドレエル
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)
薄暮くれがた河岸かしのあかしや、二本ふたもと海岸かしのあかしや
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
薄暮くれがたきよく
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
かくてなほ悩みふるふわかき日の薄暮くれがたのゆめ。——
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
などいたむ、あな薄暮くれがたきよくの色、——光の沈黙しじま
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
わかき日の薄暮くれがたのそのしらべしづこころなし。
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
今日の日の薄暮くれがたのなにかさは青くかなしき
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
新しきペンキに沁みる薄暮くれがたの空の青さよ。
浅草哀歌 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
ああほねなしよ。この薄暮くれがた反射はんしや
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
薄暮くれがた谿間たにま恐怖おそれ
第二邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
こゑもなき薄暮くれがたの国
第二邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
こゑもなき薄暮くれがたの国。
第二邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)