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蒼鷺
ふりがな文庫
“蒼鷺”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あおさぎ
50.0%
あをさぎ
33.3%
ヘロン
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あおさぎ
(逆引き)
広い芝生の庭も、林のような樹立も、築山も、
紗
(
しゃ
)
をとおして見るように緑ひと色に濡れていた。ときどき泉池で鯉のはねる音がし樹立のなかで
蒼鷺
(
あおさぎ
)
の鳴く声が聞える。
半之助祝言
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
蒼鷺(あおさぎ)の例文をもっと
(3作品)
見る
あをさぎ
(逆引き)
昼か、
夜
(
よる
)
か、それもおれにはわからない。唯、どこかで
蒼鷺
(
あをさぎ
)
の啼く声がしたと思つたら、
蔦葛
(
つたかづら
)
に
掩
(
おほ
)
はれた木々の
梢
(
こずゑ
)
に、薄明りの
仄
(
ほの
)
めく空が見えた。
沼
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
蒼鷺(あをさぎ)の例文をもっと
(2作品)
見る
ヘロン
(逆引き)
ラフカヂオ・ヘルン又の名小泉八雲氏は
時偶
(
ときたま
)
日本服を着る事があつたが、羽織の紋にはヘルンといふ自分の名からもじつて
蒼鷺
(
ヘロン
)
をつけてゐた。鷺はヘルン氏の紋として恰好な動物であつた。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
蒼鷺(ヘロン)の例文をもっと
(1作品)
見る
“蒼鷺(アオサギ)”の解説
アオサギ(青鷺、蒼鷺、Ardea cinerea)は、鳥綱ペリカン目サギ科アオサギ属に分類される鳥類。学名はラテン語でArdea が「サギ」、cinerea が「灰色の」を意味する。
(出典:Wikipedia)
蒼
漢検準1級
部首:⾋
13画
鷺
漢検準1級
部首:⿃
24画
“蒼鷺”の関連語
青鷺
“蒼”で始まる語句
蒼
蒼白
蒼空
蒼蠅
蒼黒
蒼褪
蒼然
蒼々
蒼穹
蒼味
“蒼鷺”のふりがなが多い著者
薄田泣菫
芥川竜之介
国枝史郎
山本周五郎